手足口病のおはなし  

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手足口病のおはなし  

コラム

2019/07/03 手足口病のおはなし  

 

おはようございます。

西日本を中心に、「手足口病」が流行ってきていますね。

今日は、「手足口病」のお話をしていきたいと思っています。

 

手足口病とは?

%e6%89%8b%e8%b6%b3%e5%8f%a3%e7%97%85%ef%bc%93手足口病は子どもの三大夏風邪ともいわれ、夏季に流行し、7月にピークを迎えるウイルス性の感染症

原因ウイルスは「エンテロウイルス」と「コクサッキーウイルス」で、複数の種類があるので何度もかかる可能性もあります。また複数のウイルスの中には、ノンエンベロープウイルスと言って、アルコール消毒が利かないものもあります。

患者のほとんどは小児で、5歳未満の小児が80%を占めますが、まれに大人にも感染します。

 

どんな症状?

潜伏期間は、3〜6日

口の中の粘膜や手のひら、足の裏、足の甲などに水疱性の発疹が現れて、1〜3日間発熱することがあります。水疱は、かさぶたにならずに治る場合が多く、1週間程度でなくなります。また、1〜2ヶ月後に手足の爪がはがれることがありますが、大事にはいたらずすぐに新しい爪が生えてきます

ですが、口の中にできた水疱がつぶれた後にできる口内炎(口の中にできた潰瘍)がひどく、食事や飲みものを受けつけなくなることから、「脱水症状」を起こすことも。 また、原因ウイルスの「エンテロウイルス」は無菌性髄膜炎の90%を占めるため、まれに脳炎を伴って重症化することもあるので注意が必要です。

 

かかってしまった時の対処法

手足口病に対する特効薬はありませんが、口内炎に対して鎮痛薬で痛みを和らげ、粘膜保護剤の軟膏などが処方されることがあります。

のどに痛みがあるので、オレンジジュースなどのような刺激のあるものは避け、のどごしの良い少し冷たい飲みものがおすすめです。(例えば、麦茶や牛乳、冷めたスープなど)

食べものは、刺激が少なくかまずに飲み込めるものにしましょう。(例えば、ゼリーやプリン、冷めたおじや、豆腐など)約5日程度で治ります。

保育園などへの登園の目安は、発熱(熱が下がってから1日以上経過)・口腔内の水泡・潰瘍の影響がなく、普段の食事がとれることなどです。

 

感染を拡大させないため、対策しましょう

%e6%89%8b%e8%b6%b3%e5%8f%a3%e7%97%85%ef%bc%92感染経路をきちんと理解しましょう。

手足口病は、くしゃみなどの際に出る飛沫によって感染する「飛沫感染」と、舐めて唾液や鼻水がついた玩具やタオル等の貸し借りなど、手が触れることで感染する「接触感染」が主な感染経路です。また、回復後も口(呼吸器)から1〜2週間、便から2〜4週間にわたってウイルスが排泄されるので、おむつなどの交換後に汚染された手指を介して感染が広がります。

 

最近ではノンエンベロープウイルスにも効く消毒剤も増えてきています。是非万が一のために家庭に一本用意しておくといいですね。

 

 

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