おしゃぶりと歯固めのおはなし

こんにちは。今日は、少し肌寒い曇り空ですね。

赤ちゃんの服装も難しいと思いますが、そんな時はおくるみや薄手のタオルをかけてあげるだけでも大丈夫ですよ。是非、１枚持ってお出かけください。

教のおはなしは「おしゃぶりと歯固めのおはなし」です。「おしゃぶり」「歯固め」という言葉は何となく聞いたことがありますでしょうか。おもちゃなど赤ちゃん向けの商品に書いてあるかと思います。では、「おしゃぶり」「歯固め」はいつ必要で、どんな効果があるのか？

今日はそんなお話をしていきたいと思います。

☆おしゃぶりって良いの？悪いの？

おしゃぶりにも様々なものがあります。悪いと今言われているのは、歯が生えてきた赤ちゃんのおしゃぶりで前歯を圧迫してしまう事、おしゃぶりによって舌の活動が制限され口が閉じれない噛めないなど発達にに影響がでる事などがあります。現在はそのようなことを踏まえたおしゃぶりも増えてきています。もちろん、良いといわれている面もあります。おしゃぶりはおっぱいを「吸う」トレーニング。離乳食が始まるまでの「吸う」ことで栄養を取る赤ちゃんにはとても良いといわれています。

☆歯固めはなにに良い？

歯固めの効果は、巷では歯が生える時の「ムズムズ」の抑制効果がよく言われますが、他にも大切な効果があります。離乳食を開始して、比較的順調に進んでいる赤ちゃんで良く見られるのが、噛まずに飲んでしまう事です。これを解決するのに「歯固め」は役に立ちます。おっぱいを「吸う」から食べ物を「噛む」へのトレーニング。

離乳食開始の生後5～6ヶ月頃、赤ちゃんはおっぱいやミルクを「吸う」だけでなく、食べ物を「飲む」「噛む」ことを覚え始めます。上手に噛むには、唇や舌への刺激が必要です。そこで、噛むためのトレーニングとして与えるアイテムが歯固めです。歯固めは「噛むため」につくられたおもちゃです。噛むことで歯茎がマッサージされ、乳歯の成長や顎の発達が促されます。それと同時に唇や舌を刺激し噛む力へと繋がっていきます。

☆おしゃぶりから歯固めへのタイミングは？

歯が生え始めるのには個人差がありますが、生後6か月頃からと言われています。歯が生え始めると、ムズムズむずがゆくなりイライラしたり、いろんなものを口に入れたりします。これを解決するのが「歯固め」です。そこで、以下のような姿が見られた時こそ、歯固めを始める時期になります。

こんな姿が見られたら「今だ！」と思ってくださいね。

• ●歯茎が固くなっている　● よだれの量が増えた　●何が原因かわからないけれど機嫌が悪い　● タオルやおもちゃを噛む　●口に手を入れる　● おっぱいやミルクを飲まなくなる

☆夜泣きにもつながる！！？

赤ちゃんの歯が生え始めると歯茎がむずがゆくなり、機嫌が悪くなることがあります。このことを欧米では「teething pain」とよばれ、赤ちゃんが急にぐずり出し、夜泣きをはじめる原因とも言われています。そんな機嫌の悪さを軽減させるために、噛ませてあげるものが歯固めです。歯固めに使う素材は、木やシリコン製のおもちゃ、原料がお米など食品からできたおもちゃなど様々あります。タオルや遊んでいたおもちゃを歯固め代わりに噛む、という赤ちゃんも多いようですよ。

☆Makanaのハンドメイド歯固めアイテム

Makanaではオーストラリアの保健省が安全安心を認定している素材を取り寄せ、ハントメイドで歯固め３種類を作っています。ワークショップでオリジナルの歯固めを作ることも可能です。是非興味がある方はショップをご覧ください。

• ●歯固めになるベビーリング

赤ちゃんが手にはめたり持ったりしながら噛んだり舐めたり、リングの音を楽しむおもちゃです。

• ●歯固めになるベビークリップ

片方の端にクリップがついていて、ケープや上着、抱っこひもなどにつけて、赤ちゃんが噛んだり舐めたり、リングの音を楽しめるおもちゃです。

• ●歯固めになるネックレス

育児中はアクセサリーがつけられない、そんな時も赤ちゃんが舐めたり噛んだりできるネックレスです。

Makanaの歯固めのお手入れ方法は、すべて煮沸消毒可能です。哺乳瓶等と一緒に煮沸し乾燥させてご使用ください。

今日のおはなしはいかがでしたか？正しい知識をもとに赤ちゃんに必要なものを与えてあげてください。

それでは素敵な１日をお過ごしください。